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ザイマックス BELSに基づく評価取得物件第1号

2014.05.19 16:24

 ザイマックス(東京都港区)が保有する「ザイマックス溜池山王ビル」について、同社は「建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)」の評価として三ツ星を取得したことを発表した。
 同社グループでは、サスティナビリティに対するビジョン・方針を策定し、これに基づく取り組みの一環として、自社保有物件における環境認証等の取得を推進。環境性能を評価する認証制度は、省エネルギー性能特化型の他に、CASBEE等に代表される総合評価型があり、「ザイマックス溜池山王ビル」では、昨年、総合評価型の建物環境認証を複数取得し、このうちCASBEE不動産マーケット普及版においては第1号の認証を取得した。この度の建築物省エネルギー性能表示制度に基づく評価取得は、今年4月より開始された省エネルギー性能特化型の表示制度として、第三者機関である日本ERIに申請を行ったもので、同制度に基づく第1号の評価取得物件となった。
 BELSは、国土交通省から示された「非住宅建築物に係わる省エネルギー性能の表示のためのガイドライン」に基づき、一般社団法人住宅性能評価・表示協会において制度化された、省エネルギー性能特化型のラベリング制度で、今年4月に施行された改正省エネ基準に準じた手法で評価された結果を表示することで、企業が省エネルギーを通して社会貢献へのアピールやテナント誘致の営業ツールとして利用されることなどが想定される。
 同社は、「今後も、ビルの運営に関わる様々なデータに基づき収益性・安定性・継続性を兼ね備えた科学的ビル経営を通じて、環境に配慮した不動産のサスティナビリティを追求していく」としている。

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