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ファーストキャビン イメージは「ファーストクラス」 新形態の宿泊施設が九州進出

2014.05.12 16:58

 飛行機のファーストクラスをイメージしたホテル「ファーストキャビン博多」が6月4日にオープンする。大阪、京都、羽田、秋葉原に続く4施設めで、九州では初。
 「ファーストキャビン」のコンセプトは「コンパクト&ラグジュアリー」。「キャビン」と呼ばれるコンパクトな客室には液晶テレビやベッドなどが機能的に収まり、「カプセルホテル」と「ビジネスホテル」の中間を狙う。リーズナブルな価格や男女別エリアによるセキュリティーの高さなどが評価され、既存施設の稼働率は90%を超えている。
 「ファーストキャビン福岡」が立地するのは地下鉄「中洲川端」駅直結の明治通り沿い。室数は全120キャビンで、うち82キャビンが男性専用、36キャビンが女性専用となっている。キャビンは幅120cmのセミダブルベッドやサイドテーブルなどを備えた「ファーストクラス」と、コンパクトな「ビジネスクラス」の2種類。さらに大浴場やパウダールーム、ラウンジスペース、貸し出しロッカーなども完備している。宿泊のほか2時間からのショートステイも可能で、幅広い用途に対応している。
 人口150万人超の福岡市はアジアの玄関口としての役割をもち、今後もさらなる発展が見込める都市だ。同ホテルを運営するファーストキャビン(東京都千代田区)では、「これまでの4施設で蓄積されたノウハウを存分に発揮し、成長都市福岡に新しいホテルスタイルを提供する」としている。
 また同社ではオープンを記念し、6月4日~30日まで「ファーストキャビン福岡」の宿泊料金を2000円引きとするキャンペーンを実施している。さらに創業5周年5号店開業キャンペーンとして、毎日先着5名の宿泊料を半額にする。こちらは6月4日~12月31日まで。

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