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オリックス不動産 宇奈月ホテル再活性化事業開始

2014.04.21 13:49

 オリックス不動産(東京都港区)は、ニューオータニリゾート(東京都千代田区)が所有・運営する、富山県黒部市宇奈月温泉の「宇奈月ニューオータニホテル」の譲渡契約を今月8日に締結した。社名を宇奈月ホテル株式会社(予定)に変更し、新体制での事業を開始する。 同ホテルは、昭和45年に開業し44年の歴史を持つ老舗旅館である。富山地方鉄道「宇奈月温泉」駅から徒歩3分の場所に立地し、客室は129室、収容可能人数は726名となっている。黒部渓谷沿いの美しい眺望を楽しむことができる宇奈月温泉内に位置し、宇奈月温泉随一の広さを誇る大浴場や、黒部川沿いのパノラマティックな展望露天風呂、渓谷ならではの山の幸と富山湾の海の幸を楽しむことができる。
 オリックス不動産は、大分県別府市の「杉乃井ホテル」や静岡県熱海市の「大月ホテル 和風館」など日本全国でホテル、研修所、水族館、ゴルフ場、高齢者向け住宅などの施設運営事業や各地の老舗旅館の活性化事業を手がけている。平成18年12月から宮城県大崎市の「鳴子ホテル」の活性化を開始し、平成23年10月31日をもって前経営陣が営業権およびホテル資産を再取得し活性化を完了させた実績を持つ。
 「宇奈月ニューオータニホテル」の新体制での運営は6月から開始予定となっている。

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