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サンケイビルウェルケア 介護付き有料老人ホームが開設

2014.04.14 16:05

 サンケイビル(東京都千代田区)のグループ会社で、有料老人ホームの運営を行う、サンケイビルウェルケア(東京都千代田区)は、埼玉県川口市に4号施設で最大規模となる介護付有料老人ホーム「ウェルケアテラス川口元郷」を今月1日より開設した。
 「ウェルケアテラス川口元郷」では、自立支援介護の提供を目的に、入居者の水分摂取、栄養管理、活動量等のデータ管理によって、本人の自立を支援する介護を提供。自立支援介護とは、サンケイビルウェルケア顧問で国際医療福祉大学大学院教授の竹内孝仁氏が提唱する介護手法で、「水分摂取、栄養、自然排便、運動」の実践活動によって本人の体調を整え、活動性を上げることで体力を回復し、意欲や活力を取り戻すことを基本精神とするものである。看護職員が24時間常駐しており、入居者25名に対して1名の介護・看護職員を配置しており状態を把握した担当医による往診が可能。24時間対応可能な医療機関との連携体制を整えている。更に、リハビリも整っている。常駐の機能訓練指導員が一人ひとりのニーズに応じた個別のリハビリテーションプログラムを作成し、日常生活に必要な歩行や口腔機能の回復を目指していく。
 「ウェルケアテラス川口元郷」は、首都高速川口線利用で、池袋から20分、新宿と渋谷から28分と好立地。また、駐車場も27台完備しているため家族の来訪にも便利な施設となっている。五感と触れ合い感性に働きかける落ち着いた空間に、日本の伝統素材やモチーフを用いている。大きな窓を一面に広げて光を取り、四季折々の自然とつながるメインダイニング。共有スペースを各フロアに設け、家族や仲間と入居者が老人ホームで十分に楽しめるよう、「ライブラリーコーナー」を設置。本の選定は、ショップやオフィス、病院のライブラリーを手掛けるブックディレクター幅允孝氏を採用し、事業コンセプト 「Value aging」 に合わせて、入居者及びその家族に相応しい本の選定を行っている。

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