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森トラスト テナント参加し、防災・環境性能デモンストレーション実施

2014.03.24 10:30

 森トラスト(東京都港区)は今月10日、昨月末に竣工した「京橋トラストタワー」で入居予定企業参加型の非常用発電機の稼働デモンストレーションを実施した。
 同ビルは、東日本大震災を機に設計変更を行い、次世代基準を見据えて、「人命・資産の保護」から早期の「業務復旧・正常化」までを支える業界最先端の防災・環境性能を実現。BCP実現の基盤となる電力に関しては、平常時の最大約8割、約1週間の電力供給を可能とする高出力発電機・大容量燃料タンクを搭載し、利用者に安心・安全を提供する。
 今回のデモンストレーションでは、震災・停電発生時を想定し、人為的に停電状態にしたビル内で自動で非常用発電機が作動、全館に通電される状況を再現した他、実際の稼動中の非常用発電機を体験・見学した。
 また、東日本大震災の際に「仙台トラストタワー」の入居企業が行ったBCP対応事例を紹介し、震災時でも入居企業が社会に提供する物資・サービスを継続することをはじめ、企業としての事業継続の重要性、それを支える非常用発電機の有効性について知見を共有した。 

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