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東京都地球温暖化防止活動推進センター 東京都の次年度省エネ助成制度かたまる

2014.03.17 11:10

 東京都地球温暖化防止活動推進センター(東京都新宿区)が12日、13日に中小規模事業所向けの温暖化対策セミナーを開催。都が行う省エネ推進事業等について紹介した。
 新たな環境性能を図る指標として運用が
始まるのが「改訂版ベンチマーク」だ。自社のCO2排出量レベルを評価できる指標として建物用途・規模別にCO2排出レベルを比較することが可能になる。合わせて、当該事業所のベンチマーク区分や地球温暖化対策の実施状況等を周知するカーボンレポートを策定する。
 また、現在審議中だが、次年度の省エネ関連の助成制度も大枠が見えてきた。予算規模40億円を見込む助成制度「中小規模事業所における環境性能評価の普及促進」は、補助金を活用した省エネ改修の方法と効果をデータベース化し、省エネ改修の計算ツールを策定するのが狙いとなる。平成26年6月に概要説明、11月に1回目の募集する予定だ。また、平成25年度に引き続き「オフィスビル等事業所の創エネ・エネルギーマネジメント促進事業」の継続する見込みで、これに加え、ビル向けの助成制度として「中小事業所向け熱電エネルギーマネジメント支援事業」、「中小事業所向け分散型電源として活用可能な次世代自動車の普及促進事業」も実施が予定されている。

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