週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

エービーシー商会 遮熱機能備えた人工木デッキ材

2014.03.17 11:27

 エービーシー商会(東京都千代田区)は2月28日、ウッドデッキの主流となっている人工木デッキ材において、夏の強い日差しによるデッキスペースの表面温度上昇を抑える遮熱機能を持ち合わせた、遮熱タイプ人工木デッキ材「アースデッキDW」を開発、全国販売を開始したと発表した。
 木質系廃材と廃プラスチックを原材料とする人工木デッキ材は、天然木デッキ材と異なり変色やささくれの発生が少なくメンテナンス性が高いため、現在のウッドデッキの主流となっている。その施工場所は外構を始めとしたあらゆる施設に利用されているが、夏の強い日差しによりデッキの表面温度が上昇し、素足で歩行することが困難というデメリットがある。そこで、同社では表面材に遮熱機能を有した人工木デッキ材の開発を行い、素足で歩くプールサイドや保育園の園庭などの幅広い用途で利用可能な新製品の販売を開始した。
 カラーはチョコブラウン・モカブラウンの2種類。表裏の両方が利用可能なリバーシブルタイプとなっており、材料設計価格は1本あたり7880円(税別)、1㎡あたり1万9900円(税別)となっている。

PAGE TOPへ