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オプティレッド ライティング 電源内臓の直管形LEDランプを新発売

2014.01.27 13:35

 LED照明専門メーカーのオプティレッド ライティング(東京都台東区)では、直管形LEDランプ「REALTUBE(リアルチューブ)」の新しい製品ラインアップとして、電源を内蔵したランプの販売を今月10日より開始した。発売した電源内蔵直管形LEDは、直管形蛍光灯20W、40W、110Wに置き換え可能な3タイプで、このうち40W相当のランプは明るさと消費電力を選べる2モデルの、合計4モデルがラインアップされている。
 同社ではこれまで電源部分をランプの外に設置する電源別置直管形LEDの販売活動を展開してきたが、マーケティング本部の小斉平記子氏によれば、施工の簡易な電源内蔵直管形LEDに対するニーズが高まっており、かねてより製品開発を行ってきたという。その一方で、従来の電源内蔵直管形LEDには製品の信頼性に課題があるほか、ランプの内部に電源を内蔵するため、ランプ自体の直径が大きくなることから、電源の小型化が課題となっていた。今回販売を開始した4モデルは製品試験を重ね、高い品質を確保しながら、電源の小型化を実現。ランプの直径は20W・40Wタイプで27mm、110Wタイプで31・5mmと、ほぼ全ての既存照明器具に対応が可能だ。
 また、同社製品の特長として片側給電方式を採用。片側のソケットのみに配線工事を行うため、設置工事が容易となり、工期・コストのスリム化に貢献する。
 「新製品は従来の直管形蛍光ランプとの比較で明るさを確保しながら、最大70%の消費電力削減を達成し、同時に明るさも確保します。オフィスビルや商業店舗などでのLED照明へのリニューアル需要が高まっている昨今、品質・コスト面で優位性を持つ電源内蔵直管形LEDランプ『REALTUBE』への置き換えは、施設の省エネ対策として高い効果をもたらすものと考えています」(小斉平氏)

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