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グローバル・ロジスティック・プロパティーズ カナダ・公的年金運用期間との合弁事業

2014.01.20 16:16

千葉県八千代市で物流施設開発を発表
 グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(東京都港区)は、千葉県八千代市内においてマルチテナント型物流施設「GLP八千代」の開発に着手する。施設は平成27年10月に竣工予定で、総開発コストは約111億円となる見込みである。「GLP八千代」の開発は同社がカナダの公的年金運用機関であるカナダ・ペンション・プラン・インベストメント・ボードと平成23年8月に立ち上げた合弁事業「GLPジャパン・デベロップメント・ベンチャー」による開発物件となる。この合弁事業による開発プロジェクトは日本で9件目となり、現在までの総投資額は1129億円にのぼる。
 「GLP八千代」の敷地面積は3万3950㎡、延床面積は7万1610㎡。施設は国道16号線内の工業団地の一角に位置し、周辺には食品・飲料メーカーやEコマース企業など、多数の物流拠点が点在しており、千葉県を中心としたエリア配送に加え、広域配送の拠点としての役割を担うことになる。また最寄り駅である東葉高速線「八千代緑が丘」駅から1・2kmと、近隣の住宅地からの労働力確保が容易な環境となっている。計画地は千葉県内陸部の高台に位置することから、事業継続性(BCP)を重視するテナントにとって、地震や湾岸エリアの津波による被害の懸念を払しょくできる立地となっている。

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