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エレマック　デジアナ変換可能な監視カメラシステム

2013.11.25 12:16

　監視カメラシステムの開発・販売を行うエレマック（さいたま市桜区）が発売した「ハイブリッドカメラシステム」は、既存のアナログ方式と最新のデジタル方式を併用できるシステムだ。
　監視カメラの撮影・録画方式にはアナログとデジタルの２通りがあるが、画質・録画時間ともデジタルが優れることはいうまでもない。しかし基本的にアナログ方式で撮影した画像をデジタル方式で録画することはできず、デジタル方式への移行はカメラ本体や配線、録画装置などシステム全体の交換が必要とされていた。だが一括での更新はコストもかさみ、また寿命のきていない設備の交換はエコ意識にも反すると考えるビルオーナーも少なくないのではないだろうか。同システムはアナログ方式で入力された画像を変換する機能を備え、デジタル方式で録画ができる。カメラの部分的な増設や交換など、必要な分だけアナログ化することでコストも抑えられる。
　同社事業推進部の加養至誠部長は「セキリュティのみを担っていた監視カメラシステムは、従業員のマネージメントや店舗のマーケティングなど役割が拡がりつつあります。機能や設置シーンの多様化に対応できる製品が必要とされています」と話す。既存のアナログシステムビルの活用できる同システムは、ビルの監視カメラの充実をすすめる製品といっていいだろう。