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東京急行電鉄/東急ウェルネエス デイサービス「オハナ渋谷桜丘」・「オハナ中延」来春オープン

2013.11.25 13:49

 東京急行電鉄(東京都渋谷区)は、100%子会社の東急ウェルネス(東京都渋谷区)を事業主体とした新たなデイサービス店舗「オハナ渋谷桜丘」、「オハナ中延」の2店舗を、来年春に開業する。
 「オハナ」は、喜びと楽しみを感じられる自立支援型デイサービスで、利用者が自ら活動しようとする気持ちを引き出すサポートと仕組みを用意するとともに、効果的な心身機能の向上(介護度の維持・改善)を図る。同施設では、「利用される方が主役である」、「日常生活を通じて機能回復を図る」という考え方に基づき、ホスピタリティマインドと介護スキルを持つスタッフにより、利用者が安全に、充実した時間を過ごすためのサポートを行う。今回開業する「オハナ渋谷桜丘」は、第1号店の「オハナ池尻大橋」、第2号店の「オハナたまプラーザ」に続く第3号店で、店舗面積約311㎡、定員数は27名の予定である。施設は渋谷区が保有する旧桜丘保育園の土地建物を借り受け、東京急行電鉄がリノベーション工事を実施し、テナントとして入居する。また、第4号店の「オハナ中延」は、店舗面積約316㎡で定員数は43名の予定。東急大井町線「中延」駅直結の複合商業施設に出店する駅前複合施設型店舗として、同じ施設内に出店予定の保育園児童とふれ合う機会を持つなど、複合施設のメリットを生かした運営が行われる。
 同社では、少子化・高齢化が進行する中、児童向け公共施設をシニア向け施設に転用する既存ストックの活用や、施設内の連携を生かした駅前複合施設開発などの新たな店舗モデルを通じて、街の活性化への寄与を目指すとしている。

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