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新日鉄興和不動産 「スマートマンション導入加速化推進事業」経産省の補助事業として2物件が採択

2013.11.18 17:24

 新日鉄興和不動産(東京都港区)が東京都足立区扇で開発中のマンション「ハミングテラス」および、豊島区北大塚で開発中のマンション「ハイコート大塚レジデンス」の2物件が、経済産業省が推進する「スマートマンション導入加速化推進事業」における補助対象事業として採択された。スマートマンションとは、マンション内のエネルギー消費をコントロールするMEMS(マンション・エネルギー・マネジメント・システム)などにより、エネルギーを効率的に使用し、無理のない節電を実現するマンションである。今年8月には経済産業省が「スマートマンション導入加速化推進事業」の一環として、「スマートマンション評価制度」を新たに導入するなど、これからの省エネルギー社会に向けて期待を集めており、今後さらにスマートマンションの増加が見込まれている。
 「ハミングテラス」は、日暮里・舎人ライナー「高野」駅徒歩1分に位置し、敷地面積は2467・93㎡。建物規模は地上15階建てで、総戸数は102戸である。「ハイコート大塚レジデンス」はJR山手線「大塚」駅徒歩6分、同線「巣鴨」駅徒歩9分に位置し、敷地面積は1503・05㎡。建物規模は地上7階建てで、総戸数は42戸となっている。両物件では、エネルギー消費量や価格を「見える化」するMEMSを採用。パソコンやスマートフォン、携帯電話などからインターネットを通じて、具体的な成果をチェックしながら楽しく省エネに取り組むことができる。なお、両物件ともにファミリーネットジャパン(東京都渋谷区)をMEMSアグリゲータとしている。

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