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【静岡】富士市/国際ランド&ディベロップメント ルーフトップ型太陽光発電所を開発

2013.11.11 17:27

 国内外でメガソーラー発電所の開発事業に注力する日本アジアグループ(東京都千代田区)傘下の国際ランド&ディベロップメント(東京都千代田区・以下国際ランド)では、このたび静岡県富士市において、同県下最大級のルーフトップ型太陽光発電所「富士市西部浄化センター太陽光発電所(仮)」の開発と運営を行うと発表した。
 今月5日、富士市役所で、同市と国際ランド、および共同事業体であるソーラーパワーネットワーク(日本支社・東京都港区・以下SPN社)との間で、事業に関する基本協定書を締結した。
 この事業は、富士市が公募した「富士市終末処理場屋根貸し太陽光発電事業」におき、国際ランドとSPN社の共同事業体が採択を受け、「富士市西部浄化センター」のルーフトップ(屋根)を利用した太陽光発電所を建設し、再生可能エネルギーの利用促進や災害時などの停電時における非常用電力の確保、施設の有効利用、積極的な地球環境問題への取り組みを図ることが目的。国際ランドはEPC(設計や資機材調達、製作、建設工事など一連の流れ)やO&M(太陽光発電所の定期点検やモニタリングなど)の業務を担当するとしている。
 完成後の発電所は、出力約1・7mWと、一般家庭の約510世帯に相当する規模である。また、「富士市西部浄化センター」が津波避難ビルに指定されていることかた、災害時には非常用電源として利用できるよう、直接電力を供給するための設備も備えるとしている。

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