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日本テクマ アルミ材よりも高機能の建材パネル

2013.10.28 11:51

 日本テクマ(大阪市北区)は、航空機や船舶、海洋施設、自動車など、数多くの分野に広く供給されている建材パネル「バーチセルパネル」を展開している。
 同製品は米国VERTICEL社が1948年に製造開始。断熱性、不燃性、耐衝撃性、耐腐食性、遮音・吸音性、加工性などの面において、アルミハニカム建材に比べて非常に使い勝手がよく、省エネ推進にも貢献する。ビルの内外装にも多数導入されており、屋根や庇、壁面パネルに用いられることが多い。
 同製品とアルミハニカムパネルを比較した場合、断熱特性はアルミハニカムパネルと比較して約3倍、引違い窓二重サッシの2倍以上の熱損失で省エネに貢献する。防音・吸音特性では、アルミハニカムパネルの2・4倍の衝撃音を低減できる。また、加工性においては、内部ストレスなしでR曲げ面が可能になり、曲線のあるデザインにも対応。カッターで簡単に切断・切除でき、片流れ・両流れ、段差のある長尺屋根庇パネルに採用することも可能になった。

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