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エイトノット 優良業者のみ登録する塗装業者紹介マッチングサイト

2013.10.21 14:27

 エイトノット(川崎市高津区)が運営するポータルサイト「外壁塗装ナビ」。平成22年にサイトを開設して以来、順調に塗装店の登録数を伸ばし、現在の加盟企業は400社を超えた。
 「外壁塗装ナビ」は、全国の優良塗装業者をネットワーク化し、塗装を検討中のエンドユーザーに、ニーズにあった塗装店を紹介するポータルサイトだ。建物の維持管理に必須である塗装業者の比較検討ができると共に、相見積もりを取ったり、塗装工事に関する相談や塗装業者を紹介してもらうことができる。同サイトを運営するエイトノットの代表取締役を務める大橋寿昭氏は、サイトを開設した経緯を次のように話す。
 「塗装業界は下請けや孫請けとして、厳しい単価で仕事を請け負ってきた歴史がある。塗装店とエンドユーザーを直接結び付けることで、塗装店にとっては適正価格でよい仕事を提供する機会が、エンドユーザーには今までよりも安く仕事を発注できる環境が生まれる。業界の構造改革といえば大げさだが、そういう思いでサイトを開設しました」
 サイト開設当時は、エンドユーザーが気に入った塗装業者を指定して見積もりを取る「完結型」のシステムだったが、「ユーザーの疑問等に対応できずに実際に成約に結びつくことが少なかった」(大橋氏)ため、現在はユーザーからの電話相談を同社が受け付け、塗装工事を検討している建物規模や立地、工事内容などを詳細にヒアリングした上で、条件に合致した塗装業者を最大3社紹介する現行のシステムに変更した。
 「塗装業者は得意とする建物や工法が異なるほか、受注状況によりすぐに施工できない場合もある。当社が一旦相談を受けることにより、お客様のニーズに合致した塗装店を紹介できるようになりました。」(大橋氏)
 また、同サイトでは立ち上げ当初から注力しているのが、信用のある塗装業者のみ登録している点だ。  「全国の塗装組合に加盟している塗装店や、大手塗料メーカーが組織化している認定施工店会の加盟店を中心に登録してもらっており、バックボーンがしっかりした塗装店が大半です」(大橋氏) ユーザーは7対3で戸建住宅のオーナーが多いが、最近ではビルオーナーから直接依頼が来るケースが増えているという。
 「ビルの場合、管理会社主導で業者選定を行いますが、ここで余分な中間コストが発生します。当サイトでは、塗装や防水・シーリング工事など、ビルの修繕を得意とする施工店に直接依頼ができるので、従前に比べて低コストで工事が行えるのが強みです」(大橋氏)
 現在、月間50棟から70棟の成約があるが、成約率は40%を超えている。エンドユーザーのニーズに合致したマッチングサービスとして、注目が集まっている。


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