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新日本建物　首都圏マンションデベロッパーが子会社設立　管理会社と仲介・流通会社と協働で事業強化

2013.08.19 16:32

　首都圏を中心にマンション・戸建販売事業、不動産関連事業等を手掛ける新日本建物（東京都新宿区）は、今月９日に開催された同社取締役会において子会社２社の設立を決議したと発表した。設立は今年８月下旬を予定している。
　新設するのは管理会社「ＳＮコミュニティ」と、不動産仲介・流通会社「ＴＮエステート」。ＳＮコミュニティは同社が分譲する「ルネサンス」シリーズマンションの管理業務を受託することで、入居者・購入者への継続したサポートを提供し、顧客満足度向上を図ることを目的とし、マンション管理事業を展開するという。また将来的には他社分譲マンションの管理業務についても積極的に受託し、事業の拡大を図る予定だ。
　一方、ＴＮエステートは、首都圏における住み換え・買い替えなどの多様なニーズに対応すべく、付加価値の高い提案を行う仲介手数料収入を主体としたフィービジネスを展開することを目的に設立。主に中古不動産を対象に仲介・流通事業を展開する。
　なお、同社では「当該子会社の設立に伴う当期業績見通しに与える影響は軽微なものと判断しております」と述べている。