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国土交通省 省エネ改修の実施事業者を募集中 5000万円上限に3分の1補助

2013.06.10 14:47

 国土交通省は、建築物の省エネ・CO2削減を目的とした補助金事業の実施事業者を募集している。
 現在、公募中の省エネに関する補助金事業の中でビルオーナーに関連する主な事業は「住宅・建築物省エネ改修等推進事業」と「住宅・建築物省CO2先導事業」の2つ。特に「住宅・建築物省エネ改修等推進事業」は省エネ改修を検討する既存ビルオーナーにとっては利用価値の高い補助金事業となっており、躯体や開口部の改修を含む15%以上の省エネ効果が見込まれる省エネ改修であれば、5000万円を上限として工事等にかかる費用の3分の1が補助される。  また、今年度の同事業では、省エネ改修と併せて行うバリアフリー改修工事も補助対象に加わり、廊下等の拡幅や手すりの設置、段差の解消などの工事費用も補助(2500万円を上限として加算)される。同事業は、6月26日まで応募を受け付けている。
 「『住宅・建築物省エネ改修等推進事業』について、これまで10%以上の省エネ率達成という要件を、今年度は建築物に限り15%以上と引き上げ、より効果のある事業を採択する予定となっています。既存ビルオーナーの皆様には、こうした補助事業だけでなく、税の優遇制度もありますので、制度を上手に活用して、既存ビルの省エネを実現していただきたいと思っています」(住宅局 住宅生産課 企画専門官 谷山 拓也氏)

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