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グローバル・ロジスティック・プロパティーズ GLPの新物流施設が三郷に誕生

2013.06.10 15:15

 6月4日、グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(東京都港区)が建設をすすめていたマルチテナント型物流施設「GLP三郷3.」の竣工式が行われた。
 竣工式に先立ち行われた内覧会では、トラックバースやランプウェイといった物流設備だけでなく、同社特許の「GLPパイルキャップ免震」の設置状況を見られるようにした「免震ギャラリー」やLED照明を採用したオフィス、従業員用のカフェテリアなども公開された。また同施設は環境にも配慮され、国内の物流施設初のLEEDゴールド認証の取得も予定している。同社代表取締役社長の帖佐義之氏は「当社としても最新鋭の施設。特に、地震に備える『パイルキャップ免震』、豪雨・洪水に備える『冠水対策』、断水に備える『地下水供給設備』、停電に備える『バックアップ電源』などBCPに注力した。社会インフラとしての役割を果たしたい」と話した。
 同施設は延床面積約9万4718㎡、敷地面積約3万8901㎡、地上5階建てで、1フロアの面積は約1万5000㎡。ランプウェイは昇り専用・下り専用の計2本を用意し、合計140台分のトラックバースを備える。現在3PLなど5社が入居し、稼働率は65%。同社が日本国内に展開する物流施設としては69カ所目で、同社とカナダの公的年金運用機関・CPPIBとの合弁による投資事業「ジャパン・デベロップメント・ベンチャー」による第1号の投資案件。施設のみならず、資金調達方法もトピックとなっている。

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