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<セミナー開催>ロングライフビル推進協会 BELCA賞表彰式を開催

2013.05.20 17:26

 今月15日、東京都中央区の「ロイヤルパークホテル」において、ロングライフビル推進協会(東京都港区)が毎年表彰を行っている「BELCA賞」の表彰式および出席者らによる懇親パーティーが行われた。
 BELCA賞とは、長期にわたって適切な維持保全を実施したり、優れた改修を実施した既存の建築物のうち、特に優秀なものを選び、その関係者を表彰することにより、わが国における良好な建築ストックの形成に寄与することを目的とする表彰制度である。「ロングライフ部門」と「ベストリフォーム部門」の二部門に分かれており、昨年は「阪神甲子園球場」がロングライフ部門で表彰され、大きな注目を集めた。
 今回はロングライフ部門が「旧唐津銀行本店」など4件、ベストリフォーム賞は「郡山総合運動場開成山野球場」など6件、合計で10件の建築物が受賞した。
 表彰式では、BELCA賞の各選考委員による総評や受賞建築物の紹介・講評が行われたあと、主催者として同協会の会長・山内隆司氏より挨拶と各受賞者の表彰が行われた。受賞者を代表して、「清泉女子大学 本館」がロングライフ部門を受賞した、学校法人清泉女子大学の学長・門野泉氏が挨拶を行った。
 また、ロングライフビル協会では、今月30日13時半から「新省エネ基準がわかるセミナー・低炭素社会に向けたビルの環境性能向上」を開催する。地球温暖化の原因である温室効果ガスのCO2排出量を減らすことが世界的な急務となっている昨今、昨年12月「エコまち法」が施行されるなど、ビルの省エネと低炭素化に関する環境が変わりつつある。
 そのような状況のなかで、同協会では低炭素建築物認定基準や改正省エネ基準のポイント、さらには省エネ改修の具体的事例について解説する。
 場所は東京都千代田区神田駿河台の「連合会館」2階大会議室。参加費はBELCA会員企業在勤者とBELCA資格者は8000円、一般参加の場合は1万2000円。定員は200名。

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