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西武プロパティーズ 過去最大規模の増床により総店舗数は約240店舗に

2013.05.20 17:30

 西武プロパティーズ(埼玉県所沢市)が運営・管理する「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」では平成26年夏の開業を目指し、第7期増床工事を13日に着手することを発表した。
 西武グループでは、西武グループ中期事業計画にも掲げたとおり、アセット戦略に基づく保有不動産の有効活用による安定収益基盤の強化を目指し、同計画は既存事業のバリューアップの具体的施策となっている。7期目を迎える今回の増床では約26万㎡の広大な敷地を活かして、ニューウエストにある芝生のひろばの部分を中心にショッピングエリアを約8000㎡増床し、約50店舗を増設する過去最大規模の計画だという。増床後の総店舗数は240店舗ほど設けられ、3世代で快適に楽しく過ごせるショッピングモールをテーマにウェスト・イースト間の回遊性を高めるほか、食事や休憩時に利用できるフードコート(約500席)を導入。また、「軽井沢」駅前に「プリンスグランドリゾート軽井沢」の玄関口となるインフォメーション機能などを有した新棟を建設し、新ショッピングエリアではブランドやセレクトショップなどのファッションを充実させ、食品・ペット関連・ホビーなどの店舗の導入を予定している。その他にも、トイレや授乳室などのパブリックスペースを充実させ、ウエストエリア「スーベニア店舗棟」を新しく建替え、視認性の向上も図る計画となっている。
 平成7年にウエストを開業した同施設は平成9年にイーストを開業した際にアウトレット業態をいち早く導入し、現在では世界のトップブランドを揃えた国内最大級のリゾート型ショッピングモールとして開業以来多くの利用者が来場。日本有数の高級リゾート地の軽井沢にあるとともに、JR長野新幹線「軽井沢」駅の駅前に立地し、都心から約60分という好条件に恵まれ、平成27年3月に予定している北陸新幹線の開通により、北陸方面からの来場者の増加も期待されている。今回の増床を通して、幅広い層の対象者に満足してもらえるようなリゾート型ショッピングモールを目指していくとのこと。

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