週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

神戸SC開発/JR西日本不動産開発/西日本旅客鉄道 JR「姫路」駅に「ピオレ姫路」が4月30日にオープン

2013.04.15 17:20

 神戸SC開発(神戸市東灘区)、JR西日本不動産開発(兵庫県尼崎市)、西日本旅客鉄道(大阪市北区)は昭和48年から姫路駅付近高架化基本構想の発表以来、長年にわたり推進してきたJR「姫路」駅関連プロジェクトの集大成として位置づけられる新駅ビルの建設工事が竣工し、4月30日に新駅ビルの商業施設として「ピオレ姫路(本館)」を開業する。
 「ピオレ姫路(本館)」は姫路の新しいランドマークにふさわしい建物を目指すため姫路城をモチーフにデザイン。特に北側の外壁は石垣をイメージしたパネルで構成されており、そのパネルにLEDの間接照明を配置している。LED照明はコンピュータ制御によって姫路を象徴する白鷺などの映像で外壁が彩られ、駅前広場に新しい魅力的なスポットを創造している。その他にも、ビルの北西角は姫路城が眺望できる空間として活用しているほか、トイレの充実化が図られている。
 また、「ピオレ姫路(本館)」は20代~30代の女性を中心に男性やファミリー層まで幅広い利用者をターゲットに新しいライフスタイルを提案するファッションビルであり、姫路市初出店のテナントが全体の7割を占めている。新駅ビルの開業に合わせ、既存の「プリエ」「プリエごちそう館」「プリエおみやげ館」は、それぞれ、「ピオレ姫路ヤング館」「ピオレ姫路ごちそう館」「ピオレ姫路おみやげ館」と名称をピオレに統一。一体的なショッピングセンター「ピオレ姫路」として運営していくことにより、全体として総店舗数約200店舗、総店舗面積約2万3000㎡。衣料品をはじめとするファッション関連から、書籍、美容、サービス、食品、おみやげまで、多種多様な商品がそろったショッピングセンターとなっている。なお、「ピオレ姫路(本館)」の開業に合わせて、「ピオレ姫路ヤング館」のリニューアルが実施されるという。

PAGE TOPへ