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青山の会 国内・国際経済や不動産事情の研究を行う

2013.03.11 17:14

 青山の会は不動産業界をはじめ、海外不動産事業の経験者、不動産金融の専門家を中心に多彩な人材により構成。同会では今年初めての勉強会および懇親会を2月27日の「八重洲ダイビル」の第2会議室にて開催した。
 同会の2代目の会長である佐藤一雄氏(サタスインテグレイト 代表取締役社長)によると、会の名称の由来は、発足当時の事務局が港区青山に所在することから、青山の会になったと語る。
 「当会では折々のタイムリーな話題を提供していただける講師をお招きし、講演をお願いしております。世の中に起きている事実というのを自らアンテナを張って情報を知ることが求められるとはいえ、問題を解説する人によって意見が異なるため、会員に対し、その事実が意味することや柔軟な考え方を提示できるように取り組んで参りたいです」(同氏)
 なお、2月度の勉強会では、東京建物の広報IR室環境統括グループの渡瀬みずほ氏が平成25年竣工のSランクビルのコンセプト事例として「中野セントラルパーク」「東京スクエアガーデン」が紹介されたほか、オフィス総合研究所の特別顧問である本田広昭氏(知的照明システム推進協議会 事務局長)により「首都圏オフィスマーケット2013年の行方」「明るすぎる日本のオフィス~オフィス照明改革元年~」と題して講演が行われた。また、電力中央研究所・社会経済研究所の主任研究員の木村宰氏から運用対策による省エネ余地とその推進策・ビルの省エネ・節電推進のバリアとその解消策について解説された。
 なお、勉強会終了後、飲食店にて懇親会が催され、講師を囲んで杯を重ねながら質疑応答などが行われたようだ。また、同会では新会員の入会は随時実施しており、会員の紹介さえあれば入会が可能なように門戸を広げているという。

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