週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

サンコーライテック LED照明の無償導入キャンペーン受付中 高効率LED照明の実力を体感

2013.02.25 15:34

 高品質かつ導入効果の高いLED照明を多数取り扱うサンコーライテック(東京都港区)。同社の前身はLED照明販売会社のシャルレライテック。親会社である女性用衣料商社のシャルレから省エネソリューション事業を展開するサンコーテレコムに株式譲渡されるに伴い、社名を変更。サンコーテレコムのBAS(ビルオートメーションシステム)やBEMS事業と、同社の高効率LED照明とでシナジー効果を高めることで、トータルなソリューションプロバイダとして広範な活動を目指し、再スタート。その一環として、同社ではLED照明のテスト導入分無償トライアルキャンペーンを3月31日まで実施している。
 同社ではこれまで導入コストの割引きは行うことはあったが、無償導入キャンペーンは初の試み。300本以上の導入を検討している法人・自治体を対象に、電源外付タイプのLEDなら30本まで、電源内蔵タイプは最大20本まで無償提供してくれる。提供するLED「クラシックライトチューブ」は日亜化学工業のLEDチップを実装し、業界最高水準の102lm/Wを実現したハイスペックモデルだ。
 「LED照明の性能はここ数年に飛躍的に成長し、省エネ効果・導入価格に見合ったコストパフォーマンスを発揮することができます。LEDの高い品質を実感してもらうために、今回の無償導入キャンペーンを企画しました」(管理本部 部長代理 櫻井聖士氏)
 気になる省エネ性能だが、従来40W蛍光管を2本使用していた場合、安定器の消費電力を含めて合計90W。20WのLED照明(電源含む)を使用すれば、2本で同等以上の照度が得られ、安定器も不要となり、消費電力は合計40W。単純計算で50%以上の節電が可能になる。
 「無償提供分の20本・30本という数字は、会議室1室の照明をすべてLEDに交換できます。実際に使用してもらい、当社のLEDの使い心地や省エネ性能を知っていただくのが先決です」(同氏)
 様々な製品が販売され、いわば玉石混交状態のLED業界。実際にLEDを使ってみると「光の直進性が強く、目が疲れる」といった話も耳にする。同社が実施する無償導入キャンペーンは、設置工事費こそユーザーが負担するが、導入後の返却は不要。失敗しないLED選びを可能にしてくれるはずだ。

PAGE TOPへ