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興和 独自開発の導光板技術で快適性を提供する

2012.10.01 10:33

 興和(名古屋市中区)は総合かぜ薬の「コルゲンコーワ」、胃腸薬の「キャベジンコーワ」などの医薬品を開発・製造・販売しているため、製薬会社という印象が一般的に強いかもしれないが、同社は、環境・省エネ関連製品・医療機器等の開発・製造・販売事業、生活関連製品や資源・エネルギー事業における商社機能を併せ持つ複合企業である。
 特に環境・省エネ事業では、長年にわたり培ってきた光学技術をもとにエコ・健康の観点から特殊光学と先端テクノロジーをベースにしたLED照明器具の開発・製造・販売に注力。同社が展開している「ルクセラ」は、昨今、社会的なニーズとして求められる節電対策に寄与するとともに、目に負担を掛けない優しい光を実現。また、独自開発の導光板によって面発光方式を採用しており、直進性の強い点光源LEDを広角に配光させて、均一でムラのない光を提供している。
 なお、「ルクセラ」はLEDフラットライトとLEDダウンライトの2種類を用意。LEDダウンライトは天井裏スペースが狭いところでも設置ができる9mmの薄型設計を実現している。その他にも、システム天井用のモデルを発売しており、オフィスレイアウトの変更の対応はもちろんのこと、器具は約4・1kgと軽量のため施工性に優れているという。

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