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不動産業界最新ニュース

2012.01.30 14:56

日本土地建物/日立製作所 内幸町のビルで省エネ効果検証開始
 日本土地建物(東京都千代田区)は1月25日、保有するビルの省エネやCO2排出量削減対策の一環として「日土地内幸町ビル」に対し、日立製作所(東京都千代田区)が開発した統合型ファシリティマネジメントソリューション「BIVALE(ビヴァーレ)」を導入し、両社共同で2月1日から省エネルギーの効果検証を開始すると発表した。その結果をもとに、同社は保有する他のビルへの展開を検討し、更なる省エネやCO2排出量削減に努めるとしている。
 「BIVALE」は、クラウドコンピューティングを活用し、複数のビルや事業拠点のエネルギーやセキュリティ、設備についての一元管理を行うビルファシリティマネジメントソリューションである。このサービスを導入することにより、普段使っているパソコンを用いて、遠隔地にあるビル内部の設備の稼働状況やエネルギーの使用量や入退室履歴に関するデータの閲覧、設備故障の監視などを行うことができる。そのほか、現地での映像を確認しながらビルの設備を制御するといった操作についても、容易に実現することができる。
 また、「BIVALE」を導入することで、各テナントが時間単位でのエネルギーの使用量をタイムリーに把握できる「見える化」を実現し、自らのエネルギー使用量のデータ編集や分析を可能にすることで、省エネへの取り組みを支援、促進できるとしている。
 「BIVALE」を活用して中央熱源機器の高効率運転制御を行った場合、エネルギーコストを年間で約19%削減することが期待できるという。

三井不動産/ららぽーとマネジメント 木更津のアウトレットパークオープン日決定
 三井不動産(東京都中央区)とららぽーとマネジメント(東京都中央区)は、千葉県木更津市の金田東特定土地区画整理事業地内において進めてきた三井アウトレットパークについて、施設名を「三井アウトレットパーク 木更津」とし、第1期として店舗面積2万8000㎡、店舗数171(うちアウトレット店148)が、今年の4月13日にオープンが決定したと発表した。最終期には店舗面積約4万㎡、店舗数約200~250という日本最大級のアウトレット施設に拡張する予定。
 171店舗のうち、アウトレット日本初出店の21店舗を含む関東初出店が46店舗。「BOSO CITY RESORT」をコンセプトとして、リゾート感や開放感があふれる施設空間を演出する。
 東京湾アクアラインを利用して、東京都心部や神奈川などといった首都圏の広い範囲でのアクセスが優れている。近隣に位置するJRの各駅から同施設行きの路線バスが、開業とあわせて運行開始する予定のほか、東京や神奈川の主要なターミナル駅を発着する、アクアライン高速バスも充実している。
 省エネ機器を積極的に採用することによる消費電力の削減や、ショッピングセンターでは東日本最大級となる約600kwの太陽光発電設備の設置など、環境に配慮した計画となっている。

NTT都市開発 福岡の商業ビル概要が決定
 NTT都市開発(東京都千代田区)は、計画を進めていた商業ビル「(仮称)今泉一丁目ビル」(福岡市中央区)の概要が決定したことを発表した。同計画地は、福岡市の中心を東西に貫く国体道路に面し、周囲が大型の商業施設やブランドショップなどが多く出店しており、「西鉄福岡(天神)」駅から近く、集客性が高いエリアである。
 核となるテナントとして、ブライダル事業を展開するエスクリ(東京都港区)が九州への初出店を予定している。建物の外観は周辺の施設や環境との親和性をはかると同時に、警固公園の豊かな緑を意識した格調高いデザインを追求し、同社既存のビルとともに、「『人』・『街』・『自然』が調和する快適空間の創造」を目指すとしている。
 概要は、延床面積6193・51㎡、敷地面積1064・91㎡の地上9階建て。今年4月に着工、平成25年春の竣工を予定している。

リニューアル技術開発協会 社会貢献性が高い仕事の魅力の普及活動に努める
 リニューアル技術開発協会(東京都中央区)は、1月24日に古石場文化センター2階の大研修室にて、新春情報交換会を開催した。
 同会は、第一部に活動報告会、第二部で情報交換会をプログラム。同協会の会長である望月重美氏により同会の冒頭で開会の挨拶が行われた後、設計設備マンション管理合同部会、超高層リニューアル部会、施工技術検討部会の各部会での活動が報告されたほか、東日本大震災のボランティア活動やNPO法人ちば地域再生リサーチとの協力で行う取り組みについて紹介された。
 その他にも、特別報告として、奈良研究所の奈良利男氏から「外壁タイル『浮き』の問題について」と題して、特別報告も行われた。
 また、第二部の新春交換会では、同協会の名誉会長である須山清記氏が挨拶を述べた。
 「リニューアル業界では、価格競争の影響を受けて値下げ合戦が続いているため、適正価格の見直しを取り組んでいきたいと思っております。また、建物の長期間保有を目指し、リニューアルを行って維持管理していくためにも、安心・安全・快適な空間を提供することが業者に求められます。そういった社会貢献性の高い仕事ですので、これからも業界の魅力の普及活動に努めて参りたいです」
 なお、挨拶終了後は、来賓挨拶や参加者同士の親睦を深めるための懇親会が実施された。

メットライフアリコ オーナーの悩み解決するコンサルティングサイト開設
 メットライフアリコ(東京都墨田区)は11日、同社公式ホームページ内に「法人リスクマネジメント・資産承継のコンサルティングサイト」を開設した。これにより同社は法人・個人の顧客向けのリスクコンサルティング強化を目指す。
 同社では、リスクマネジメントに精通した営業社員や代理店が、法人・個人の顧客が抱える様々なリスクに対して、生命保険を効果的に活用した解決策を提案している。また、本社部門には税理士・社会保険労務士・CFPなどといった資格を有するコンサルティング専門チームが設置され、顧客に対して正しい情報を伝えられるよう指導・教育を実践し、営業社員や代理店と連携したサービスの提供も行っている。
 今回開設したサイトでは、資産家・土地所有者の建物修繕資金対策や中小企業経営者の事業承継対策の事例紹介、法人・個人向けのリスクマネジメントに関する情報を公開。4月からは顧客からの相談受付のサービスも開始される予定だ。この情報・相談サイトの開設で、同社はこれまで蓄積したリスクマネジメントに関する専門知識を活用し、高度化・細分化の傾向にある顧客のニーズに合わせたサービスの拡充を図るとしている。


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