週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2011.12.26 11:20

■ヒューリックと昭栄が来年7月に経営統合
 ヒューリック(東京都中央区)と昭栄(東京都千代田区)は20日、吸収合併による経営統合について合意した。ビル賃貸業を主力とする両者が経営統合することで、より効率的な経営体制のもと強固な賃貸物件ポートフォリオを形成し、経営基盤の強化と成長に向けた競争力確保を図ることが目的となっている。
 経営統合は、昭栄を存続会社とした吸収合併方式を採り、合併後の商号はヒューリックとする予定である。

■有楽土地が大成サービスと合併
 有楽土地(東京都中央区)は21日、大成建設グループの子会社である大成サービス(東京都中央区)との合併を発表した。これは、同グループの不動産関連事業における収益力強化に向けた事業の効率化のための施策の一環として実施するもの。合併は大成サービスを存続会社とした吸収合併を予定しており、合併後の商号は大成有楽不動産となる。合併期日は平成24年4月1日となっている。

■英国でオフィスビル開発事業用地を取得
 三井不動産(東京都中央区)は20日、英国子会社を通じロンドンにおけるオフィスビル「(仮称)マークレーン開発計画」の開発用地を取得したと発表した。同計画は、ロイズ保険組合等の保険関連機関が集中するエリアの中心に位置する、地上16階地下1階建てのオフィスビルで、「フェンチャーチ・ストリート」駅に隣接する交通至便な立地が特徴となっている。敷地面積は約503坪、貸付面積は約4958坪。来年7月に既存建物の解体に着手し、平成25年1月に本体工事の着工、平成26年秋の竣工を予定している。

■世田谷の大規模シェアハウス名称が「シェアリーフ千歳烏山」に決定
 日本土地建物(東京都千代田区)とリビタ(東京都渋谷区)は22日、開発を進めている東京都世田谷区のシェアハウスの名称を「シェアリーフ千歳烏山」に決定した。同物件は総合デベロッパーとしてのノウハウを持つ日本土地建物が総合企画・事業推進と設計・監理を行い、リノベーション住宅専門としてこれまでに10棟561室のシェア型住宅の企画を手掛けてきたリビタが企画コンサルティング運営・管理を行う。同物件の入居募集か石敷きは平成24年1月下旬、竣工および入居開始は3月半ばの予定である。

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