週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2011.12.19 10:40

■東京建物、代表取締役等の異動を発表
　東京建物（東京都中央区）は、１２月１２日の取締役会において、代表取締役の異動などを行うことを決議したと、発表した。新たな代表取締役社長には、現・代表取締役副社長の佐久間一氏が就任する。現・代表取締役社長である畑中誠氏は、取締役会長に就任する。平成２４年２月中旬ごろに予定されている、平成２３年１２月期本決算発表日に就任する予定となっている。
　なお、現・取締役会長である南敬介氏は、同日をもって取締役を辞任し、相談役に就任する予定。

■三菱地所グループ、上海の現地法人と駐在員事務所の合同開業披露式典を行う
　三菱地所グループは、中国・上海に設立した現地法人「三菱地所設計諮詢（上海）有限公司（本年１１月より業務開始）」と、三菱地所の上海駐在員事務所「日本三菱地所株式会社上海代表処（本年４月より業務開始）」の、合同開業披露式典を、１２月６日に「ザ・ペニンシュラ上海」で行ったことを発表した。
　披露式典には、在上海日本国総領事・泉裕泰氏や、中国建築学会秘書長・周暢氏をはじめ、およそ２３０人の来賓が出席した。

■日本ビルヂング経営センター、「ビル経営管理士試験」を実施
　日本ビルヂング経営センターでは、１２月１１日に、全国６都市（札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡）において、「ビル経営管理士試験」を実施したと発表した。申込者は５８５名（昨年度６００名）、受験者数は５３７名（昨年度５４４名）、受験率は９１・８％（昨年度９０・７％）だった。合格発表は来年の１月３１日。
　同試験は、（１）企画・立案業務（２）賃貸営業業務（３）管理・運転業務（４）総合記述の４科目の各６０分。合格発表の翌日から１カ月間が登録申請期間となり、来年３月より登録される。

■都心５区のオフィスマーケットを発表
　三幸エステート（東京都中央区）は１６日、東京都心５区（千代田、中央、港、新宿、渋谷区）の大規模ビル（基準階貸室面積２００坪以上のオフィスビル）の市場動向をまとめた「オフィスマーケット２０１１　１２月号　東京」を発表した。それによると、東京都心５区の空室率は５・７５％と、前月比０・０３ポイント上昇。現空面積は２９万２５８６坪と前月より上昇、募集賃料は２万４４１円と前月より低下していた。