週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

野村不動産グループ 「相模大野」駅前の大型ショッピングセンターを計画

2011.09.19 10:34

プロジェクトコンセプトは地元密着型 「時間消費」ができる空間の実現へ
 野村不動産グループは、小田急電鉄小田原線「相模大野」駅の駅前に総開発面積約3・1万㎡の商業・住宅・公共施設を兼ね備えた相模大野駅西側地区第一種市街地再開発事業を相模大野駅西側地区市街地再開発組合や相模原市とともに事業を推進。
 同再開発事業は、ペデストリアンデッキで駅と直結し、野村不動産(東京都新宿区)が手がける大型ショッピングセンターや分譲マンション「プラウドタワー相模大野」を始め、区分店舗、賃貸住宅棟、公共公益施設、市営駐車場、市営駐輪場等も整備され、政令指定都市である相模原市の南の玄関口に相応しい再開発事業となっている。
 再開発エリア内の大型ショッピングセンターの計画は、平成25年3月の開業に向けてテナントの募集を開始。駅前でデイリーにご利用いただける地元密着型の施設として、居心地のよい「時間消費」ができる空間の実現を目指し、本格始動する。
 大型ショッピングセンターは、同再開発の中核となる店舗面積約2万㎡、テナント数は約90店舗の計画であり、1階には地域最大級のスーパーマーケット、5階には野村不動産グループのフィットネスクラブ「メガロス」が出店する。「相模大野」駅と直結となる2階は、デパ地下のような食物販ゾーン、3階はファッションゾーン、4階は地域最大の書店を中心としたホビーゾーン、屋上である6階は同施設のシンボルとなる屋上庭園を囲んだレストランゾーンが予定されている。
 また、店舗共用部分の照明は積極的にLED照明を採用し、屋上緑化を設けるなど環境にも配慮したショッピングセンターとなっている。

PAGE TOPへ