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ソーラーフロンティア/東武エナジーサポート 東京スカイツリータウンの商業施設に薄膜太陽電池設置

2011.07.25 16:39

 ソーラーフロンティア(東京都港区)は、同社のCIS薄膜太陽電池が東武エナジーサポート(東京都墨田区)との共同提案により、平成24年5月に開業予定の「東京スカイツリータウン」の商業施設「東京ソラマチ」の太陽光発電施設として採用された。今回提供されるCIS薄膜太陽電池は「東京ソラマチ」9階ルーバー部および8階屋上庭園部の2カ所に設置される。設備容量は約20kWで、発電された電気は施設内で使用される予定である。
 「東京ソラマチ」は東武鉄道(東京都墨田区)と東武タワースカイツリー(東京都墨田区)が進める「東京スカイツリー」に併設された、約300の専門店で構成される商業施設である。同施設では国内最高レベルの地域冷暖房システムや最新鋭の省エネ機器の導入など、地球温暖化への取り組みを集積・発信する計画である、同社のCIS薄膜太陽電池もこの取り組みの一環として採用された。
 同社のCIS薄膜太陽電池は、一部が影に覆われても安定した発電性能を発揮できるという特徴を持つことに加え、カドミウムや鉛を使用していないなど原料からリサイクル処理まで高い環境意識で設計・製造されている。両社によれば、「東京スカイツリー」および「東京ソラマチ」の来場客が、太陽電池というクリーンエネルギーを身近なものに感じ、環境意識を高めるきっかけとなることを目指している。

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