週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

東京建物 中国・瀋陽市で大規模複合開発を実施

2011.06.27 14:56

旧市街地の中心エリアでオフィス・マンション等を建設
 東京建物(東京都中央区)は17日、中国東北部の主要都市である瀋陽市および同市旧市街地の中心エリアである青年公園エリアにおいて、かねてより業務提携中の万科グループと2件の複合開発プロジェクトを行うと発表した。
 「瀋陽・明天広場プロジェクト」は、現在建設中の地下鉄2号線「世紀広場」駅に直結する大規模複合開発であり、瀋陽万科房地産開発有限公司と京阪電気鉄道(大阪市中央区)とのJVプロジェクトである。敷地面積は19万9319㎡で、分譲マンション、駐車場、商業施設、オフィスが建設される予定である。この内、オフィスビルの建築面積は3万9600㎡、商業施設の建築面積は9万5238㎡となっている。なお、事業期間は2011年~2019年の予定である。
 「瀋陽・春河プロジェクト」は、瀋陽市中心部青年エリアでの都市再開発計画に沿った複合開発プロジェクトである。事業者は東京建物、瀋陽万科房地産開発有限公司、京阪電気鉄道、他1社。敷地面積は8万1379㎡、分譲マンション、駐車場、商業施設、オフィスが建設される予定である。この内、オフィスビルの建築面積は5万820㎡、商業施設の建築面積は4万3974㎡となっている。なお、事業期間は2011年~2016年の予定である。

PAGE TOPへ