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J.フロントリテイリング/森ビル 「松坂屋銀座店」を含む一体を再開発

2011.06.13 17:09

地上12階の複合ビルを建設 専門店誘致の可能性も
 百貨店の「大丸」や「松坂屋」を傘下に持つJ.フロントリテイリング(東京都中央区)と森ビル(東京都港区)は7日、中央区銀座の「松坂屋銀座店」を含む「銀座6丁目地区再開発」の計画をまとめた。予定では平成25年にも「松坂屋銀座店」など敷地内の建物を解体し、地上12階地下6階の複合ビルを建設。早ければ平成28年にも竣工する。
 計画によると、新しい建物の延床面積は約14万8000㎡で、地下2階から地上6階までの商業施設部分は「三越銀座店」の3万6000㎡を上回り、銀座地区で最大規模の店舗面積となる見通しとなっている。商業施設の形態については、J.フロントリテイリングは百貨店以外の専門店の誘致も検討しており、仮に実現すれば、大正13年に開業した銀座地区で最古の百貨店である「松坂屋銀座店」の名が消えることになる。

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