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都市デザインシステム 築23年の学生寮をコンバージョン アートとカルチャーがテーマのホテル&アパート

2011.05.02 11:36

 都市デザインシステム(東京都渋谷区)は、築23年の学生寮をコンバージョンした「ホテル アンテルーム京都」を4月28日に開業した。「京都の今を表現するアート&カルチャーが集まる場所」をコンセプトに、全61室のホテルと50室のアパートで構成されている。
 地下鉄九条駅から徒歩5分の同ホテル。同社では、旅行者や入居者のみならず、京都に暮らす人々の新たなコミュニケーションの場となる新しいスタイルのホテルとして位置づけ、アートや音楽、デザインなどのカルチャーが集まり、発信されていく場としたい考え。
 建物全体を大きな住まいとしてとらえ、ロビーは大きなリビング、レストランはダイニング、ライブラリーは書斎、客室はプライベートな個室という位置づけで構成されている。コンクリートや金属など素材を活かしたパブリックスペースは、感性を刺激することを意図したもの。訪れた人々が自然に影響しあい、新しい発想のきっかけが生まれるような、コンセプトを具現化したつくりとなっている。

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