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日本プライムリアルティ投資法人 日本プライムリアルティが所有物件の震災被害を報告

2011.04.18 17:39

 日本プライムリアルティ投資法人(東京都中央区)は、東日本大震災による保有物件への影響について調査結果をまとめた。
 同投資法人が保有する物件について人身被害や建物設備等における運用状況に重大な影響を及ぼす被害は発生していないものの、全56物件のうち、30物件で内装や設備などの損傷により補修費用が発生することが分かった。
 現時点で実施を決定した補修費用などの概算額は、約2700万円。これは、全物件の取得価額合計(3415億8400万円)の約0・008%に相当する。
 このほか、より軽微な内装の補修費用などは概算で約5500万円を見積もっている。補修費用全体では約8200万円とし、取得価額合計の0・024%を見込んでいる。また、4月7日に発生した宮城県沖を震源とする震度6強の地震による損保ジャパン仙台ビルへの影響については、人身被害及び建物設備等における運用状況に重大な影響を及ぼす被害は確認されていない。

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