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ケネディクス不動産投資法人 「KDX平河町ビル」を58億円で譲渡 運用方針に則した物件入替戦略

2011.04.11 15:00

 ケネディクス不動産投資法人(東京都港区)は5日、不動産の信託受益権の譲渡を発表した。今回譲渡を発表したのは千代田区平河町の「KDX平河町ビル」で、譲渡価格は58億円。譲渡先は三信(東京都新宿区)となっている。
 同物件の譲渡は個別物件ごとの特性などを総合的に勘案し、同投資法人の運用方針に則した物件入替戦略を踏まえて行われている。同物件は昭和63年の竣工で、建物規模は地上10階地下3階。土地面積は1013・85㎡で、建物面積は8002・97㎡となっている。
 同投資法人によれば、譲渡の条件や昨今の環境を踏まえたタイミングの観点から見て、同物件の譲渡は同投資法人によって望ましい取引になるとのこと。また、今後の物件取得のための手元資金を積み増すことができる点も、同投資法人では有意義と捉えている。

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