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松竹/歌舞伎座 新歌舞伎座の外観デザインを発表

2011.04.11 15:04

 松竹(東京都中央区)と歌舞伎座(東京都中央区)は5日、中央区銀座にて建替え工事中の歌舞伎座の外観デザインを発表した。
 新しい歌舞伎座は地上29階地下4階塔屋2階、敷地面積は約6790㎡、延床面積は約9万3900㎡である。計画建物はオフィス棟と劇場が併設される複合ビルで、日本建築の美を追求したデザインとし、オフィスの高層部分は、捻子連子(ねりこれんじ)格子をモチーフにした柔らかく陰影のある外観となっている。
 劇場内はバリアフリーを推進し、観客からの要望が多かったエレベーターの設置やトイレの増設を実施しており、快適性の強化が図られている。また、地下広場には「地域観光情報センター」を設置。災害時には帰宅困難者の一時避難場所として開放される。

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