週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2011.02.07 16:53

■三井不動産販売、中国人向け不動産流通ビジネスに進出
 三井不動産販売(東京都新宿区)は1月25日、中国・北京市最大手の不動産仲介会社である北京鏈家房地産経紀有限公司および大河通商(東京都千代田区)との3社で業務提携契約を締結した。同社は平成21年から、今回の提携先2社との間で中国人顧客を対象とした不動産流通事業のサービス提供に向けた協議を重ねてきたが、今回はその第一弾として中国人富裕層を日本不動産市場に取り込むためのインバウンドビジネスをスタートする。

■「イオンモール大牟田」、3月18日グランドオープン
 イオンモール(千葉市美浜区)は、福岡県大牟田市に建設中のショッピングセンター「イオンモール大牟田」を、3月18日にグランドオープンする。同施設は敷地面積約22万9000㎡、延床面積約8万㎡、地上2階建てのショッピングセンター。専門店約140店舗が出店する予定となっている。

■「子育てとまち」をテーマに検討会実施
 都市再生機構(横浜市中区)などが開発を手がける「千葉ニュータウン印材牧の原駅北エリア」において、プロジェクトチーム「WONDER GREEN PROJECTまちづくりかいぎしつ」は1月24日、第4回目の検討会を開催した。テーマは「子育てとまち」で、講演者に静岡大学名誉教授の外山知徳氏を招き、同開発の参画企業である積水ハウス(大阪市北区)、大和ハウス工業(大阪市北区)などが参加した。

■不動産取引価格情報約4万4000件を公開
 国土交通省は1月26日、地価公示対象地域を調査対象とする平成22年7~9月分の不動産取引価格情報をウェブサイト「土地総合情報システム」に公開した。同期間の提供件数は4万4281件で、このうち土地のみの取引が1万6494件、土地と建物一括の取引が1万5354件、マンション等の取引が8826件、その他(農地等)の取引が3607件となった。
■「不動産鑑定評価の日記念講演会」開催
 日本不動産鑑定協会(東京都港区)は4月11日、千代田区大手町の「日経ホール」にて「第15回不動産鑑定評価の日記念講演会」を開催する。同協会では4月1日を不動産鑑定評価の日に定めることで、社会的認知度を高めるとともに、これを記念して講演会を開催している。

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