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新日鉄都市開発 過去最大の「NSF工法」物件 新開発の工法による独身・単身赴任者向け施設竣工

2011.01.24 11:47

 新日鉄都市開発(東京都中央区)が山口県光市で建設を進めていた、独身・単身赴任者向けの寮「水無瀬寮」が平成22年12月28日に竣工し、19日に竣工式が執り行われた。
 同施設は新日本製鐵(東京都千代田区)が開発したスチールハウス工法「ニッテツスーパーフレーム(NSF)工法」を採用しており、規模は地上3階建て、敷地面積は1万5396・88㎡、延床面積は5761・18㎡。戸数は独身寮が209戸、単身赴任寮が30戸の、計239戸である。また、共同風呂・食堂・談話スペースなどを配置した共用棟も備えており、平成13年に告示された「薄板軽量形鋼造告示」に則った枠組壁工法の「NSF工法」による建設物件としては、過去最大となっている。
 施設は新日本製鐵のほか、新日鐵住金ステンレス(東京都千代田区)、新日鉄マテリアルズ(東京都千代田区)、日鐵住金溶接工業(東京都千代田区)が借上げ社宅として使用することとなっており、新日鉄都市開発では、今後は各社の寮機能を集約化した後の遊休地の土地活用を図ることで、光地区の活性化にも寄与するとしている。

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