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大岐阜ビル 「岐阜」駅前のランドマークビルで太陽光発電 緑化など環境への取り組み強化 ビルの屋上に112枚のパネル設置

2011.01.17 16:38

 岐阜プラスチック工業グループの大岐阜ビル(岐阜県岐阜市)は、JR「岐阜」駅前の「大岐阜ビル」屋上に設置した太陽光発電設備で、ビル内向けの電力の供給を開始した。
 同社によると、太陽光発電による電力供給は、「岐阜」駅周辺の民間オフィスビルでは初の試みとなる。平成17年に完成した同ビルは、壁面緑化で環境大臣賞を受賞し、館内照明のLED化を進めるなど、環境に優しいオフィスづくりに取り組んでいる。
 ビルに設置されている太陽光発電パネルは、地上から高さ約50mの屋上に112枚。発電した電力は館内で使用し、発電状況はモニターで確認が可能となっている。なお、総工費は約1050万円である。
 発電される電力は年間7900kWで、同ビルの年間消費電力の0・4%相当の見通しとなっている。同社代表の大松幸太氏は「今後も環境に優しいオフィスづくりを推進したい」と述べている。

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