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近畿日本鉄道 高さ日本一目指す超高層複合ビルで省エネ・省CO2対策の取り組みを強化

2010.12.27 16:08

 近畿日本鉄道(大阪市天王寺区)は、平成26年春のオープンを目指し高さ日本一となる300mの超高層複合ビル「阿倍野橋ターミナルビルタワー館(仮称)」の建設事業を進めているが、同ビルにおいて省エネ・省CO2実現に向けた取り組みを強化するため、関電エネルギーソリューション(大阪市北区)が提供するユーティリティサービスを導入すると発表した。
 この事業は環境配慮に注力し進められており、「平成20年度国土交通省住宅・建築物省CO2推進モデル事業」に採択されるとともに、「CASBEE(建築物総合環境性能評価システム)」においてもSランクを達成するなど、ビルの環境性能に高い評価が得られている。なお、同ビルの概要は規模が地上60階地下5階、敷地面積約2万8700㎡、延床面積約21万2000㎡となっている。
 今回導入されるサービスは、関電エネルギーソリューションの省エネルギー技術を駆使し、省エネ・省CO2を徹底したビル管理を行うものであり、近畿日本鉄道所有のビルでは初めての導入事例となる。

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