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大和ハウス工業 兵庫県内陸部に一大産業団地を開発

2010.12.20 16:36

 大和ハウス工業(大阪市北区)は6日、兵庫県から「北摂三田第二テクノパーク」の土地区画整理事業の認可を取得した。これは同社最大の産業団地開発となり、平成23年1月より開発に着手する。
 同社の建築事業は創業以来55年にわたり、製造施設、物流施設、医療・介護施設、オフィスなど、様々な事業用建築を手がけている。今回はこれまでの実績によって培ってきた技術力やノウハウ、デベロッパーとしての企業力を生かし、「北摂三田第二テクノパーク」の開発を行うこととなった。
 同事業の総面積は約97ha、売却予定面積は第一期で約23・2ha、第二期で約23・8haを予定している。経済産業省の工場立地動向調査において、兵庫県の平成21年における工場立地件数は全国第一位となっている。その中で今回開発される産業団地と隣接する「北摂三田テクノパーク」を合わせた総事業面積は約233haとなり、兵庫県内陸部で2番目の規模の産業団地となる。
 工事完了は第一期が平成25年3月、第二期が平成27年3月を予定しており、同社では今後、同社グループが保有する経営資源を組み合わせ、企業誘致活動を積極的に行うとしている。

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