週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

不動産業界往来

2010.12.13 17:28

■国土交通省、平成22年10月の「最近の建築確認件数等の状況」を発表
 国土交通省が発表した「最近の建築確認件数等の状況」によると、10月の建築確認件数は前月より増加し、対前年同月比でも1~3号建築物、4号建築物ともに増加。一方で、建築確認申請件数は前月より減少し、対前年同月比では増加。構造計算適合性判定の申請件数は前月より増加となった。

■J-REITの「JAPAN-REIT.com」が個人投資家アンケートを実施
 アイビー総研(東京都港区)とエーツーメディア(東京都港区)が運営する「JAPAN-REIT.com」では、同サイトのウェブ会員である個人投資家に対して、主にJ-REIT(不動産投資信託)への投資動向についてのアンケートを実施。平成22年11月の調査結果を発表した。それによると個人投資家インデックスの値は94.59。前回の50.00からは44.59ポイントのプラスと大幅な上昇となっており、日銀の買い入れ発表に市場も敏感に反応し、個人投資家の多くが今後3ヵ月間の東証REIT指数は上昇すると予想しているとのこと。

■ユナイテッド・アーバン投資法人と日本コマーシャル投資法人の合併が成立、総資産額は約3900億円
 ユナイテッド・アーバン投資法人(東京都港区)と日本コマーシャル投資法人は1日、両社の合併に関する前提条件が全て充足され、合併が成立したことを発表した。同合併によりユナイテッド・アーバン投資法人は日本コマーシャル投資法人の資産を承継し、ポートフォリオの総額(取得価格ベース)は87物件で約3904億円となった。

■宅建試験の合格者を発表、合格率は15.2%
 不動産適正取引推進機構(東京都港区)は1日、平成22年度宅地建物取引主任者資格試験の合格者を発表した。合否判定基準は50問中36問以上の正解で、受験者は18万6542人。合格者は2万8311人で合格率15.2%とのこと。

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