週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

不動産業界往来

2010.12.06 11:04

■サンシティ、連結子会社サンシティビルドを吸収合併
 サンシティ(東京都中央区)は、平成23年1月1日を効力発生日として、100%連結子会社であるサンシティビルド(仙台市若林区)を吸収合併することを決定した。同社は内装工事業や戸建住戸の販売、リフォーム事業を展開するサンシティビルドと合併することで、経営資源の集中・事業運営の効率化を図り、経営基盤の強化を目指していく。

■ティーケーピー、中国エリアでは初の貸会議室の集合施設を出店
 ティーケーピー(東京都中央区)は、12月13日、広島県広島市に貸会議室の集合施設である「TKP広島シティセンター」をオープンする。同社は日本全国で約550室、3万2000席以上の会議室運営を行っており、同施設は中国エリアでは初の出店となる。平成23年3月12日の山陽新幹線と九州新幹線の接続に伴うビジネス需要の拡大をにらんでいる。

■シービー・リチャードエリス、不動産投資に関するアンケートの調査結果を発表
 シービー・リチャードエリス(東京都港区)は、「不動産投資に関するアンケート」の平成22年10月実施の不動産投資家調査結果を発表した。これによると短期不動産マーケット観測調査は1年先の見通しを「格段に良くなる」と期待する一方で、全般的に期待利回りは低下傾向。オフィスでは横ばいとなっており、東京主要エリアでは、「賃貸マンション(ワンルーム)」、「ホテル」の低下が顕著となっている。

■新日鉄都市開発、テナントビルに電動自転車の無人レンタサイクルシステム導入
 新日鉄都市開発(東京都中央区)は、同社が開発を進めるオフィスビル「(仮称)神田淡路町ビル」に、フルタイムシステム(東京都千代田区)が開発した、テナントビル向け電動アシスト自転車の無人レンタサイクルシステム「F-rents(フレンツ)」を導入することを決定した。環境配慮型省CO2ビルを実現するうえで、ビルの設備といったハード面のみならず、ソフト面においても環境に配慮したサービスの導入を行っていくとのこと。

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