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東急リアル・エステート投資法人 秋葉原と東陽町のオフィスビル取得 2物件ともに安定性とエリア特性を評価

2010.11.08 13:22

 東急リアル・エステート投資法人(東京都渋谷)は、国内不動産信託受益権を取得したことを発表した。
 今回取得した物件は、「秋葉原三和東洋ビル」と「木場永代ビル」の2物件。「秋葉原三和東洋ビル」が立地する秋葉原駅周辺地区は、中央通り沿いを中心とした多様な電子関連の機器や部品及びソフトウェアを取り扱う店舗が多く、エリアに対する注目度も高い。同投資法人は、やや小規模な物件であるものの、同物件の安定性及びエリアの注目度を評価しており、今回の物件取得を決定したとしている。
 また、もう一方の取得物件である「木場永代ビル」が立地する東陽町エリアは、「東京」駅から東に約4kmと、都心への接近性に優れており、大手企業が多数所在するエリアである。同投資法人は、安定性が期待できるとともに、投資により収益性の向上が望めると判断し、取得決定に至った。
 取得価格は「秋葉原三和東洋ビル」が46億円。「木場永代ビル」が40億円となっている。

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