週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2010.11.01 14:37

■固定資産の取得・連結子会社の解散を発表
 アーバンライフ(大阪市中央区)は、10月26日開催の取締役会において、同社の連結子会社であるリズインベストメントより固定資産の取得を決議、また、当該子会社の解散を発表した。取得資産は神戸市東灘区本山南町に所在する商業ビルで、取得価額は35億5750億円。同社は今回の取得の理由として、運営コストの低減および稼働率の向上を推進し、収益性の改善を図るためとしている。

■日本のCSR先進企業ランキングで1位に
 積水ハウス(大阪市北区)は10月27日、日本財団(東京都港区)の独自調査である「世界に誇る日本のCSR先進企業実態調査」において、第1位に選定されたと発表した。同社では環境配慮型住宅「グリーンファースト」の普及に取り組んでおり、循環型社会への取り組みである「ゼロエミッション」の徹底などの環境活動を実施し、今回の選出となった。

■オーナー・テナント向けの新サービスを開始
 スターリンク(千葉県船橋市)は、ビルオーナーと入居テナントの双方がメリットを享受できるサービス「オフィス保証」の提供を開始した。このサービスは、ビルオーナーに対して賃料の立替払いを行う他、原状回復工事などを保証するというもの。一方でテナントの支払う保証金を減額することによって、テナントはイニシャルコストを低減でき、減額分を事業資金などに充てることが可能となる。

■日本初の不動産管理状態報告サービス開始
 満室研究所(札幌市中央区)は、遠方のオーナーに代わって地元のオーナーが定期的に物件を巡回し、現状を写真とレポートで詳細に報告するサービス「報告ネット」の提供を開始した。サービス料は月額3980円からで、当面は北海道における賃貸物件を対象にサービスが行われる。

■三菱地所、4~9月の純利益44%の増益
 三菱地所(東京都千代田区)は10月29日、平成22年4~9月期連結決算を発表した。これによると、純利益が前年同期比44%増の287億円であった。ビル事業においては「丸の内パークビルディング」の満室稼働などにより6%の増収を確保している。

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