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近畿日本鉄道　「大阪上本町」駅前に商業施設オープン　創業100周年のシンボル事業　隣接する近鉄百貨店との連携図る

2010.06.28 10:06

　近畿日本鉄道（大阪市天王寺区）は２１日、創業１００周年シンボル事業として、「大阪上本町」駅南側の近鉄劇場跡地において建設工事を進めてきた、「大阪新歌舞伎座」とショッピングゾーン・オフィスゾーンで構成される複合ビル「上本町ＹＵＦＵＲＡ（ユフラ）」が８月２６日にオープンすると発表した。
　「上本町ＹＵＦＵＲＡ」の敷地面積は約５５００㎡、延床面積は約３万８０００㎡。規模は地上１３階地下１階で、地下１階～地上５階までがショッピングゾーン、地上６～８階が大阪新歌舞伎座、地上７～１３階がオフィスフロアとなる。ショッピングゾーンの営業面積は約１万㎡で、３９の店舗が出店。「都心カジュアルライフ支援型商業施設」をコンセプトにしており、隣接する「近鉄百貨店上本町店」より若い客層をターゲットとし、ファミリーやカップルでショッピングを楽しむことのできる商業施設とすることで、「近鉄百貨店上本町店」と相互補完する商業施設を目指すとのことだ。商圏は天王寺区・中央区・東成区に東大阪市・八尾市を加えた約４４万世帯、約９６万人を主力商圏と想定している。また、「近鉄百貨店上本町店」と同施設は地下１階・地上４・５階で接続し、回遊性も向上にも努めている。