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アジアビジネス再生支援機構 中国市場に関する投資セミナー開催 大阪・東京で4月15・16日に開催予定

2010.04.12 17:14

 一般財団法人アジアビジネス再生支援機構は大阪と東京の2都市で「中国マネーを呼び込む新たな市場『上海連合産権交易所』-中国パワーのアジア席巻-」と題したセミナーを開催する。
 リーマンショック以降の外貨及び国内不動産ファンドの苦戦が続く中、新たな投資マネーの出資元として、経済成長著しい中国の富裕層に注目が集まっている。このセミナーは、彼ら中国の富裕層からの投資を日本に呼び込むノウハウを学び、不動産マーケットを活性化させる一助を担う狙いだ。
 セミナーは大阪の梅田センタービルと東京の東京国際フォーラムの2会場で開催され、日程は大阪会場が4月15日、東京会場が4月15日、東京会場が4月16日となっている。
 同財団は、中国とのパイプ役として、日中両国の事業再生に関する実務家レベルでの交流やセミナー等を主催している。
 このセミナーでは、上海連合産権交易所のマーケット上で、中国等の投資家に対して、日本の不動産売却、資金調達、非上場株式の売却などを実現する方法・手段について、2つの講座を通して実例を交えながら解説を行う。
 講座は「産権交易所の活用・財団の活動」と「今後の不動産取引の活性化」の2講座。後者の講師を務めるのはビルオーナーであり、同財団の理事を務めるデイグラン(大阪市西区)の岩城宏和氏だ。
 「日本不動産の出口戦略として、どのように上海連合産権交易所の産権取引を活用していくのか。また、海外投資家が日本で不動産投資を実施した後の対応について解説いたします」(岩城氏)  セミナー参加費用は1人3000円。問い合わせは同財団まで。

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