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ヒューリック PC工法採用の厚生施設竣工

2010.03.22 12:40

 ヒューリック(東京都中央区)は、同社所有建物「草加家庭寮」の老朽化にともない、建替事業を進めていたが、「ユーリックレジデンス 草加」として竣工したことを発表した。同物件は東部伊勢崎線「松原団地」駅近隣に立地しており、企業の厚生施設として一括賃貸する。
 同社は既存ビルの建替において環境に十分配慮した設計・工法を採用しており、同件の最大の特徴も環境に優しいPC工法(プレキャストコンクリート工法)を採用している。PC工法は予め工場生産したコンクリート部材を工事現場に搬入し組み立てる工法である。工期短縮を図ることができることに加え、木製型枠をほとんど使用しないため、工事車両の削減(約21%減)や産業廃棄物の削減(約37%減)によって、CO2を約25%削減できるといわれている。同社では、このPC工法を採用した「ヒューリックレジデンス元代々木」を昨年3月に完成させており、「ヒューリックレジデンス草加」で2棟目となる。

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