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三鬼商事 東京主要エリアの空室率上昇

2010.02.08 17:17

 三鬼商事(東京都中央区)は、最新オフィスビル市況を発表した。
 同社のリポートによると東京ビジネス地区(都心5区/千代田区・中央区・港・新宿・渋谷区)の1月末時点の平均空室率は8・25%となっており、前月比で0・16ポイント上昇している。この要因は、1月に相次いだ大型新築ビルは2月から6月に合計23棟(延床面積合計約5万8000坪)の竣工が予定されており、今後の動向が注目される。一方、大型既存ビルについては1月はオフィス縮小の動きが落ち着いてきたことや、好条件のビルに大型需要が生まれており、この1カ月間に大型既存ビルの空室在庫が約7000坪減少した。

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