週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2009.12.21 17:22

■IDUが業務資本提携を発表
 IDU(大阪市西区)は、12月9日に開催の取締役会において、NISバリューアップ・ファンド3号投資事業組合との業務資本提携についての合意、並びに第三者割当による新株式及び新株式予約権の発行を決議した。また、同新株式の発行に伴い、同社の主要株式である筆頭株主及びその他の関係会社に異動が生じる見込みとなっている。

■太陽エステイトが特別精算開始決定
 太陽エステイト(東京都文京区)は、11月30日に東京地裁へ特別清算を申請し、12月1日特別清算開始決定を受けた。同社は東和銀行の系列企業から出資を受けて不動産賃貸・不動産売買仲介業を展開。しかし、不動産市況低迷の影響から10月に事業停止、11月6日開催の株主総会で解散を決議していた。負債は債権者約1名に対して約34億500万円。

■住生活グループがサンウエーブの完全子会社化を発表
 住生活グループ(東京都江東区)及びサンウエーブ工業(東京都千代田区)は、14日に開催されたそれぞれの取締役会において、平成22年4月1日を効力発生日として、住生活グループを完全親会社、サンウエーブを完全子会社化とする株式交換を実施することを決議、両社の間で株式交換契約を締結したことを発表した。

■コマーシャル・アールイーが本社及び福岡支店の移転を発表
 コマーシャル・アールイー(東京都中央区)は、臨時取締役会において本社及び福岡支店の移転、あわせて本部を開設し、本社機能を本部にて行うことを決議したことを発表した。本社の移転先は東京都中央区八重洲1-5-4共同ビル八重洲口3階。福岡支店の移転先は福岡県福岡市博多区博多駅4-4-21グリーンビル5階。移転日が平成22年1月1日となっている。

■住信基礎研究所が環境配慮ビルに関する意識調査実施
 住信基礎研究所(東京都中央区)は、環境配慮ビルに関するテナント企業の意識調査を実施した。意識調査の結果によると、入居する場合の付加価値項目の重要度において、環境配慮の項目はセキュリティに次いで高いという結果となった。また、今後環境配慮型ビルに入居することに対して関心ある企業は全体の約38パーセントとなり、このことからもテナント企業の環境意識向上がうかがえる結果となった。

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