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森ビル アジアを視野に入れた顧客開拓を目指す お台場の人気施設がリニューアル 都心初の大型アウトレットオープン

2009.12.14 16:58

 森ビル(東京都港区)ならびにヴィーナスフォート(東京都江東区)は11日、江東区青海の商業施設「ヴィーナスフォート」をリニューアルオープンした。これにより同施設は都心初の大型アウトレット施設(3階部分49店舗)を中心に、異なる性質・個性を持った3層で構成されるショッピングセンターとして、幅広い利用客のニーズに対応した施設に生まれ変わっている。延床面積は約6万9800㎡、敷地面積は約3万1170㎡で、店舗数は1階が47、2階が84、3階が61となっている。
 施設が所在するお台場エリアは年間約4700万人の人々が来訪し、そのアーバンリゾート性や一都三県を中心とする集客エリアなど、都心屈指ともいえるアウトレット施設適正地である。また、現在の消費者ニーズや国内だけではなくアジアも視野に入れながら、アウトレットを新たな顧客開拓やブランディングに活用する出店店舗側の意図も重なり、今回の都心初のアウトレット誕生に至っている。
 今回のリニューアルオープンに際し同社代表取締役社長の森稔氏は「東京ならではのアーバンリゾート創出を目指し、エリアの更なる発展に貢献していきたいと思います」と述べている。

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